余命1ヶ月の花嫁は、あなたの姿

映画好きの方は特に、蔵人レベルになってくると邦画を好む傾向にある事が判明しつつあります。日本で生まれ、日本で育ち、その感性を批評という優れた眼光へと変化させる過程には、もしかすると一定の期間と言うものがあるのかもしれません。近年の邦画の世界では、純粋な愛を貫き通そうとする恋人や夫婦の関係を切なくも儚く、周囲の理解や支えを絡ませ、観客の心を鷲掴みにするストーリと物語性が、何かと注目と人気、そして共感を得ている様です。2009年に全国で公開された「余命1ヶ月の花嫁」という映画もそのひとつでした。人気俳優の瑛太と女優の榮倉寧々を主人公とした切なさ溢れる忘れる事のできない名画となり、多くの人の涙を誘い、話題ともなりました。このストーリーは、榮倉寧々演じるイベントコンパニオン・長島千恵が、乳癌である事が判明後、24歳という若さでこの世を旅立つまでに、乳癌撲滅を訴え、瑛太演じる赤須太郎が、彼女を支え愛し抜く姿から、多くの恋人や夫婦のあり方へ希望と光を差し込んだ素晴らしい仕上がりを世に示しました。千恵さんが、旅立つまでに懸命に自身に迫った"乳癌"撲滅に取り組んだその姿から、今もその意思がこの世界に生き続けている事は、決して忘れてはならない事実ではないでしょうか。老若男女を問わず、愛を見つめ直したい方や愛の本質を知りたい方はぜひ,1度愛する人と勧奨されてみる事をおすすめします。きっと、胸の中に優しさの灯火が灯るはずです。

邦画に欠かせない女優

邦画に欠かせない女優として現在のアラサー女優軍の中でも大ばけしそうだと私が読んでいるのが榮倉奈々です。彼女の存在感はもともと凄い...  詳細はこちら ⇒